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2024/05/23 11:00


徳山商店といえば韓国伝統餅のイメージを持つお客様は多いですが、
夏といえば徳山冷麺!の印象も実は多いです。

徳山商店がある大阪コリアタウンは、日本で一番在日韓国人が多く住む街です。
韓国食材を買い求めに足を運ぶお客様に韓国食材がなんでも揃うお店を目指して
なんとしても自分でやり遂げなければならない精神で突き進む先代が
こだわりにこだわた商品を開発して徳山グループは発展してきました。

冷麺は夏はもちろん、焼肉の〆の定番。
でも冷麺は作るのが本当に手がかかる作業で特にこねることが、シーズンになると重労働です。
当時は、焼肉屋さんで冷麺を注文すると30分以上かかってしまいました。
それをなんとか機械化してできないかとメーカーと押出機を開発したのが始まりです。

冷麺というのは、材料を手で練って、沸騰したゆで釜に入れて湯掻いてから、
高圧の機械で圧をかけて絞り出すと麺状になって出てきます。
その工程を大型の機械化にすることに成功しました。

しかし、冷麺を保存する方法がとにかく大変。
乾麺だと湯がくのに10分ほど時間がかかり、生麺だとすぐにカビが生えてしまう。
散々悩んで試行錯誤の末に現在の方法で生麺の冷麺ができました。
乾麺から生麺へと開発を進めた末に、茹で時間も1~2分にまで縮小でき、
本格韓国冷麺を手軽に召し上がっていただけるようになりました。

徳山グループが生麺の冷麺を販売するようになり、
韓国のメーカーも視察に来られるほど、
画期的な開発と言っても過言ではございません。

冷麺の材料の主流は、小麦粉ですが、日々研究を試行錯誤を行い
どんぐりや松の花粉を練り込んだ健康食品を素材として使用しています。
のどごし抜群!スープがよく絡む冷麺は、
焼肉屋さんはもちろん一般のお客様にも愛される商品になりました。